ニュース 日本全国の妖怪

Aug 22, 2016, 05:43 AM

日本全国の妖怪をインターネットで検索できるデータベースが全国で初めて完成し、今日から公開が始まりました。データベースは、日本全国の妖怪を紹介しようと、京都市の国際日本文化研究センターの小松和彦教授が中心となって、およそ3年がかりで完成させました。今日公開が始まったデータベースには、江戸時代から明治時代にかけての絵巻物や浮世絵など、研究センターが集めた100点の資料に描かれた「ざしきわらし」や、「雪女」などの1826種類の妖怪が登録されています。妖怪の画像が見られるほか、名前や特徴、それにいつどの資料に登場したものなのかを確認できます。名前だけでなく、色や姿、形、それに、しぐさや手に持っている道具など、キーワードを入力してインターネットで検索することもできます。こうしたデータベースは日本で初めてだということで、小松教授は「かわいらしくてすこし怖い、たくさんの妖怪をできるだけ多くの人に知ってもらいたい」と話していました。